PLAYERS TOUR ONLINEは1~4まであり、昨日開催されていたのは
PLAYERS TOUR ONLINE1と2。(以下PTO)

それぞれ何が違うのかと言えば、開始時間が違う位なので、感覚的に言うと
同時期に違う地域でGPが複数開催されている…と思えば分かると思う。

さてそんなPTOだが、PTO1の初日は前の記事にも書いた通りだが、
その後二日目に進出したデータも書くと…

79名…ティムール再生 40.50% → 44名…ティムール再生 45.83%
30名…ジャンドサクリ 15.40% → 15名…ジャンドサクリ 17.71%
17名…バント ランプ 08.70% → 12名…バント ランプ 12.50%
14名…スルタイランプ 07.20% →  7名…スルタイランプ 07.29%
12名…アゾリウスコン 06.20% →  1名…アゾリウスコン 01.04%
11名…赤単アグロ   05.60% →  4名…赤単アグロ   04.14%



となっている。

二日目に進出するには9戦して5勝以上が条件なので、このデータ自体は
勝ち越せたか否かを示したデータとなる。

全部のデータを書くのは面倒なので、10名以上のデッキを書いたが
緑単アグロ3名が3名とも二日目に進出していたりするので、
詳しく知りたい方は公式へ。
https://magic.gg/news/players-tour-online-1-day-2-metagame-breakdown


そしてここからはネタバレとなるので結果を知りたくない方は注意して
欲しいが、PTO1のトップ8に残ったのは…




6名…ティムール再生
2名…バントランプ

と、かなり偏った結果となった。(内日本人2名が入賞)


何故この2つのデッキが残ったのかと言えば、ティムール再生にかんしては
単純に採用率1位の実力通り強かったからだろう。

そしてそのティムール再生に対して《ドビンの拒否権》や
《時を解す者、テフェリー》と言ったより強い対策カードを採用出来る
バントランプが残ったと言ったところだろうか。

スルタイランプは概ねバントには強いが、ティムール再生には弱く、
ティムール再生が勝ち残り続けている間は厳しかっただろうと予想している。

さて、そんな2つのデッキが残ったトップ8だが、結果はティムール再生が
優勝した。

初日から観戦していた自分としては、最悪トップ8全てがティムール再生に
なるのではと危惧していたので、バントランプが2名入った事により何とか
見れるトーナメントになったものの準決勝でバントランプ消えてしまい、
観戦意欲が落ちてしまったのは言うまでもない。

当然ティムール再生同士のミラー対戦がトーナメント全7戦中4戦も
行われる事となり決勝でもミラー対決に。
優勝した方はトーナメントの3戦全てがティムール再生との
ミラーマッチだったので如何にティムール再生が今強いのかを証明した
大会だったと思うし、バントも含めてらせん、ウーロで土地を伸ばす事が
強さに直結するランプ環境である事を大きく証明した大会だと思う。

PTO2については、時間の都合もあってあまり観戦していなかったものの、
デッキ分布はPTO1よりかはバラけたらしく、トップ8もそこそこ
バリエーションがあったらしいが結果はティムール再生の優勝と、
同じ結果となった様だ。

この結果を踏まえても、ランプの強い環境である事が裏付けられた形だ。

ちなみに優勝したのは日本人の村栄選手。
PTO1の日本人2名の入賞と合わせて、おめでとうございます。

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