昔の事だからだとか、創作物だからと言った言葉で何もしなかったり
行動を起こさない事が既に良くないところまで来ているのだと思う。

何も声明を出さないし何も動かない。

じゃあアナタの会社は差別的な会社なんですね?と解釈され
最悪その会社の従業員や家族にまで被害が及びかねない状況になっても
可笑しくはないし、WotC社にしてもプレイヤーにしても差別的な
カードゲームを作っている(遊んでいる)なんてレッテルを
張られたら完全に終わるだろう。

禁止にされたカードについては日本人からすると少し疑問に感じる様な
カードもあるし、そういった過去のカードも含めてMTGの良き文化や
歴史でもあると思ってもいる。

特に日本でTCGの大きな波を経験した30代の人にとっては思い入れは
相当あると思う。自分もそうだ。

ただ、もはやそういった綺麗事で納められる程、小さな声ではなくなって
きている状況で、今までとは違う明確な変化を提示しなくては
ならなくなった状況にアメリカの情勢がたどり着いたのだと思う。


さてここで少し問題なのは、将来的にこの禁止がどこまで広がるのか…だ。

禁止された7枚のカード以外にも差別的だと言われればそうかもしれない
カードの1枚や2枚簡単に出てくるだろうし、描いているアーティストが
差別的であれば当然、対応せざるを得ない可能性もあるだろう。

白というカラー、黒というカラーの解釈もこれまで以上にデリケートに扱う
必要性が求められることとなる。

1人のプレイヤーとしてはそれらを受け入れつつ楽しむ。これしかないだろう。

差別的なゲームで遊んでいる等と言われない為にも。MTGの未来の為にも。






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