6月1日、スタン、ヒストリックでの禁止(ヒスでは一時停止)と
『相棒』のメカニズムの変更についての告知がなされた。

前の記事で相棒について書いたので今回は、スタンの禁止についての感想だが
禁止にされたのはご存知の通り《創案の火》と《裏切りの工作員》の2枚。

まずは《創案の火》についてだが、このカードに関してはいつ禁止に
指定されてもおかしくないカードだと思っていた。

今回のヨーリオンルーカファイアーズの件もそうだし、
以前のケンリス王と騎兵が採用された形でもそうなのだが、
とにかく5ターン目に5マナの呪文を5マナ浮かした状態で連打する
動きは強すぎたと思うし、そりゃカードプールが増えれば増えた分
その強さも凶悪になるのは分かり切っていた事。

なので今回の禁止は、全く持って当然の結末だったと思うし、禁止にする
くらいならもう少し踏み倒せる条件を厳しくしても良かったように思う。

加えて今回の相棒のルール変更も《創案の火》禁止の背中を押す形と
なったと思う。

《創案の火》が着地さえしてしまえば簡単にテンポ損する事無く
手札に加えるために必要な3マナを捻出出来るからだ。


次に《裏切りの工作員》についてだが、これに関してもある程度予想していた
通りなので驚きは無い。

色々な意見を見るに7マナの《裏切りの工作員》が禁止になる訳が無いと
言った意見も多かったが、とにかく《裏切りの工作員》については
使われて不快で、自分が使っても不快だった。

ギブ宣言をした理由も(翌日撤回したが)環境がコイツばっかりに
なってしまいもう限界点を迎えたからだった。

単にキーカードを奪われるのも辛いが、最速で動かれて特定の土地を
狙い撃ちされ、こちらの行動を制限する動きが勝負としての駆け引きすらも
出来ないどうしようもない状態に陥る。

相手の土地が減る事で行動を制限し、相手の使える色を限定させて
使える手段も制限する。

加えて自分は奪った土地でマナを伸ばして手札に来た不要な
《裏切りの工作員》を素出し出来る体制も整える。

そうなってしまうと、もう何がこような無理。どうにも出来ない場が
作られてしまう訳だ。


最後にヒストリックについてだがこちらに関しては、
《軍団のまとめ役、ウィノータ》が禁止になるだろうと思っていたので
スタンと同様のカードが禁止になった事には驚いた。

確かに《裏切りの工作員》が禁止になり、弱体化はしたが
それでもヒストリック環境のウィノータはとてもまともな動きとは
思えない動きをする。

勝手な憶測だが、運営としてもヒストリックについてはそこまで環境を
注視していなかった可能性はあると思う。

アリーナの主戦場はあくまでスタンでありヒストリックについては
アリーナだけのごく限られた構築環境だからだ。

当然人員としてもそこまで割く程では無いし、とりあえずスタンと
同じようにしておけば良いかな程度だったのかもしれない。

何にしても、ウィーノータが嫌ならばしばらくの間ヒストリックは
回避する…で良いと思う。


コメント