【MTG/新カード】《エイスリオスの番犬、クノロス》について
1月24日に発売されるテーロス還魂記。
既に公式サイトで全カードが公開されているのだが
その中でも気になるカードの1枚である、
《エイスリオスの番犬、クノロス》について触れてみたい。
(画像参照)

まずこのカードの役割についてだが、かなり明確だ。

墓地にあるクリーチャーカードは戦場に出られない。
プレイヤーは墓地から呪文を唱えられない。


この効果により【脱出】を阻止するのはもちろんの事
サクリファイス系のマストコンボとも言える猫と釜戸についても
防ぐ事が出来る。(どぶ骨は一度手札に帰るので防げない…はずだ)

攻撃戦力としてもサイズこそ平凡だが、警戒、威迫、絆魂と
3つの能力を持ち合わせていて、メタカード特有の
効いているからこそ大事にしてしまい殴れない、守れない…
と言った事もある程度防げる。


ただ一方でデメリット要素もいくつか。

まず3マナ、3/3という平凡なサイズは例え3つの能力を
有していたとしてもプロテクションの様な防御能力は無い為、
全く安心が出来ないサイズ。

このカードに対して更に対策をしようと思えばどの色でも2マナ以下で
何らかの対策は可能で、強力なメタカードであるからこそ、
その対策も視野に入れた除去選択をされてしまう。

またこの能力は対戦相手だけでは無く、自分自身も使う事が出来ない。

まぁこのカードを採用すると言う事は、自分では脱出のような
能力はあまり使わない様な構築にするとは思うが…。

後は単純に伝説のクリーチャーである事から、複数枚手札に来ても
あまり嬉しくはなく、かといって終盤に引いても今更感が強く
嬉しくはない。

その為、刺さる相手なら最低でも3枚は採用したい。

また確実な脱出対策としてのみの採用を考えると、結局のところ脱出に
対して3マナでこのカードを出すなら《夢を引き裂く者、アショク》で
墓地ごと追放する方がトップから落ちた分も含めて広く対策出来るし、
対象を取って追放するようなカードの方が良いかもしれない。
その方が確実であるし、自分自身も縛られる事無く墓地から唱えることが
出来る。

それを考えると一番このカードがメタっているのはそういった墓地の追放に
対して戦場に戻せたり、犠牲に出来たりと都合の良い動きが出来る
猫釜戸コンボかもしれないが、新環境ではどうなるのか気になるカードの
1枚なのは確かだ。


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