【MTG/新カード】テーロス還魂記 新カード赤緑の神について
1月24日発売のテーロス還魂記に収録される神話レアの1枚、
《Klothys, God of Destiny》が公開されたので、
このカードについて考えてみたい。

能力については、以下の通り。

《Klothys, God of Destiny》1赤緑
伝説のエンチャント・クリーチャー - 神(神話レア)

破壊不能

あなたの赤と緑への信心が7未満であるかぎり、
Klothys, God of Destinyはクリーチャーではない。

あなたの戦闘前のメイン・フェイズの開始に、墓地からカード1枚を
対象とし、それを追放する。それが土地なら、赤マナか緑マナを加える。
そうでないなら、あなたは2点のライフを得て、各対戦相手に2点のダメージを与える。

4/5



少し前に公開された白黒の神を見て「まさか神はみんなコスト重たいのか?」
と不安になっていたが、3マナの神の登場と言う事でその点は一安心。

肝心な能力に関しても置物としての存在だけでも十分な力を持っているし、
クリーチャーとして3マナ4/5の破壊不能である事を考えれば攻守両面で
十分活躍出来る性能だと思う。

相手の墓地も対象に取れるので、相手の脱出や宿根と言ったキーワード能力の
対策手段にもなるし、墓地次第ではあるがマナ加速と2点ドレインを
状況に応じて選べるのも素晴らしく汎用性の高いカードの様な気がする。


不安材料としては、3マナと軽い一方で、最短で出た場合は信心が足りず、
置物として出したとしても次のターンから動く形になってしまうので
出したターンは特に盤面に触るでもなく、何もないまま相手にターンを
返す事になるので、それはグルールカラーとしてちょっとどうなのだろうか…
と思ってしまう。

この辺りは構築次第な面もあるし、1,2ターン目の動き次第とも
言えるのでこのカードのみで評価しても仕方が無いとは思うが…。

今のグルールだと、速攻クリーチャーを毎ターン出し続けて宝剣でトドメ…
と言ったデッキ構成が多いので、3ターン目に何もしないカードを
出す位なら同じマナの《グルールの呪文砕き》やマナクリーチャーから
《探索する獣》を出した方が強い動きのような気もするので
今のグルールアグロに素直に入る感じでも無さそう。

そう考えると、何となくだがバーン系の赤単タッチ緑と言った形の採用だと
アリかもしれない。

使った火力呪文や相打ち上等で殴ったクリーチャで墓地を肥やして、更に
2点ドレインとして打ち込む感じだ。

ただそうなると完全に置物として使う感じになりそうなので、その点が
ちょっと上手く使えてる感が無く微妙な気もする…まぁここから先は
フルスポを見てからですかね。


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