TCGショップ　売り上げが５０％減

晴れる屋、トモハッピー氏の動画をよく見る。

業界の話を聞けたり、経済的な視点も含みながら娯楽としても
楽しめる内容なので空いている時間にラジオ感覚で
聞いたりもしている。

そんな中、５月７日に上がった動画が非常に興味深く、
また知りたかった内容だったので、それについて書いていく。

まずどの動画なのかと言うと下記のURLの動画だ。
（https://www.youtube.com/watch?v=pKfDmVlrySE&t=192s）

ではこの動画の何が気になったのかと言うと
このコロナウイルスの自粛の中、飲食店やホテルといった業界の
情報は良くニュースにも取り上げられ現状の悲惨さが伝わっているのだが、
エンタメ業界に関しては音楽関係や舞台関係の話は耳にするものの
TCG業界の話は中々入ってこなかったからだ。

そんな中、今回見た動画ではコロナウイルスによる影響で
売り上げが２５％減少した事、それにより４月は赤字である事と
５月も自粛期間の延長により同様に赤字になるだろうという事が
動画内で語られた。


率直な感想としては、ちょっと語弊があると申し訳ないのだが

「良く２５％程度の減少で済んだなぁ…」と感じた。


ただ冷静に考えるとMTG専門店として商品が良く動く事が確定的である
新弾イコリアの発売月である事を踏まえると、ある程度売り上げが
出るのは当たり前。

それでも２５％の減と考えると、実際に受ける印象以上に深刻な
数字なのだろう。

ちなみにこの２５％減少の内訳も動画内で、語ってくれていたのだが
店舗の売り上げが５０％減、ネットの売り上げはほぼ横ばいで
売り上げ比率は大体半分位、なのでおおよそ２５％の減少であると語っていた。


という事は、裏を返せばネットが無ければ全体の売り上げが丸々
５０％減ととんでもない数字になっていた事になる。

更に店舗での売買のみを主としている様なTCGショップ。
またはネットでの売買は１割程度と言ったオマケ程度のショップ。

浮かんでくるだけでも複数店舗、アレコレと色々出てくるのだが、
そのような店舗も恐らく同様に５０％近く、もしくはそれ以上売り上げが
減っているのでは…と容易に想像できる。

それがもう２カ月近く続いている中、更にあと一か月続けましょうという
状況は、厳しいを通り越してもう無理となる瀬戸際のように思う。

こうした状況では仕入れをどの程度仕入れたら良いかの判断も難しいし
そもそも仕入れ分のキャッシュが枯渇している可能性もある。

考えれば考える程に厳しい現実だ。


トモハッピー氏も語っていたが、他店舗でも同程度の売り上げ減が
あるだろうと予想し、店舗を閉鎖する事も考えるべきだと語っている。


どれ位のショップが生き残るのか。

一個人として出来る事は、可能な限りカードを購入しショップを利用する事。

この程度の事しか出来ないが、自分の生活が苦にならない程度には
お金を使って行きたいと思う。