昨日行われたThe Finals 2019をタイムシフト視聴。
ある程度環境も成熟していたので、真新しいデッキや
初見のシナジーと言った驚きは無かったものの、
その分サイドボードの構成やメインに除去を何枚採用するのか、
と言った細かい調整が勝敗を分ける戦いだった様に思う。
その中で特に目に付くのがラクドスナイトがトップ8に3人入賞した事だろう。
アリーナでも良く見るタイプのデッキではあるが、何故このタイミングで
上位に複数入賞出来たのかを考えると、苦手にしている創案の火デッキが
全体の約13%とそこまで多くは無かった事と、その創案の火に
《裁きの一撃》や《巨人落とし》等の《朽ちゆくレギサウルス》に対して
1枚で対処出来るカードがそこまで多く採用されていなかったのでは
ないだろうか。
例えばシミックフラッシュに対して《徴税人》が効く事は周知の通りで
しっかり2ターン目に出して相手にプレッシャーを与えるならば
1,2枚の投入では効果が薄い。
なのでメイン、サイドに合計4枚用意して、しっかりとその2ターン目に
出せる様に枚数を割いている一方で、ラクドスナイトの勝ち筋である
《朽ちゆくレギサウルス》に対してそれ位の枚数を割いていたのかと
考えると難しいところであり、その辺りの隙を上手く突けたのだと思う。
後は優勝された方のジャンドサクリファイスについてだが、
ベスト8には優勝された方一名のみで、そこまで強かったイメージは
無いかもしれない。
ただベスト16まで広げてみるとジャンドサクリファイスは他に
3名使用していて、実は4/16がジャンドサクリファイスだった事が分かる。
ジャンドサクリファイス自体は全体で約20%の使用率なので、
目立つ位置に届かなかったものの、そこそこ良い成績を収めていた事が伺える。
ではそんなジャンドサクリファイス同士を比べ、優勝した方のリストと
そうでないリスト。
明確に違う点を探すと《戦争の犠牲》の採用、不採用の差が大きい。
これまでの認識だと《戦争の犠牲》を採用していた方が強いのでは?
と言ったイメージだがラクドスナイトの好成績からも分かる通り、
環境が早くなった事で、《戦争の犠牲》が間に合わなかったり、
強い除去ではあるもののあまりにも大振りな能力で、無駄にコストを支払う
状況に陥っていたのだと思う。
思えばアリーナでもここ最近《戦争の犠牲》を打たれた記憶は無い。
ハマれば大きなアドは取れるものの、今の環境では重い呪文という評価であり、
それをしっかりとリストに反映したジャンドサクリファイスが見事に
優勝したと思うと、非常に考え深いものがある。
それにしても、この成熟した環境の対戦と言うのも、それはそれで面白い。
新環境を目前にして良い対戦を数多く見れたThe Finals 2019でした。
ある程度環境も成熟していたので、真新しいデッキや
初見のシナジーと言った驚きは無かったものの、
その分サイドボードの構成やメインに除去を何枚採用するのか、
と言った細かい調整が勝敗を分ける戦いだった様に思う。
その中で特に目に付くのがラクドスナイトがトップ8に3人入賞した事だろう。
アリーナでも良く見るタイプのデッキではあるが、何故このタイミングで
上位に複数入賞出来たのかを考えると、苦手にしている創案の火デッキが
全体の約13%とそこまで多くは無かった事と、その創案の火に
《裁きの一撃》や《巨人落とし》等の《朽ちゆくレギサウルス》に対して
1枚で対処出来るカードがそこまで多く採用されていなかったのでは
ないだろうか。
例えばシミックフラッシュに対して《徴税人》が効く事は周知の通りで
しっかり2ターン目に出して相手にプレッシャーを与えるならば
1,2枚の投入では効果が薄い。
なのでメイン、サイドに合計4枚用意して、しっかりとその2ターン目に
出せる様に枚数を割いている一方で、ラクドスナイトの勝ち筋である
《朽ちゆくレギサウルス》に対してそれ位の枚数を割いていたのかと
考えると難しいところであり、その辺りの隙を上手く突けたのだと思う。
後は優勝された方のジャンドサクリファイスについてだが、
ベスト8には優勝された方一名のみで、そこまで強かったイメージは
無いかもしれない。
ただベスト16まで広げてみるとジャンドサクリファイスは他に
3名使用していて、実は4/16がジャンドサクリファイスだった事が分かる。
ジャンドサクリファイス自体は全体で約20%の使用率なので、
目立つ位置に届かなかったものの、そこそこ良い成績を収めていた事が伺える。
ではそんなジャンドサクリファイス同士を比べ、優勝した方のリストと
そうでないリスト。
明確に違う点を探すと《戦争の犠牲》の採用、不採用の差が大きい。
これまでの認識だと《戦争の犠牲》を採用していた方が強いのでは?
と言ったイメージだがラクドスナイトの好成績からも分かる通り、
環境が早くなった事で、《戦争の犠牲》が間に合わなかったり、
強い除去ではあるもののあまりにも大振りな能力で、無駄にコストを支払う
状況に陥っていたのだと思う。
思えばアリーナでもここ最近《戦争の犠牲》を打たれた記憶は無い。
ハマれば大きなアドは取れるものの、今の環境では重い呪文という評価であり、
それをしっかりとリストに反映したジャンドサクリファイスが見事に
優勝したと思うと、非常に考え深いものがある。
それにしても、この成熟した環境の対戦と言うのも、それはそれで面白い。
新環境を目前にして良い対戦を数多く見れたThe Finals 2019でした。
コメント