晴れる屋TCの従業員がコロナウイルスに感染していた事が分かった様だ。
これにより当分の間休業する事が告知された。

個人的には今でも大会を開いていた晴れる屋について日々疑問に
思っていた中での事なので、正直こうなる前にせめて大会の休止と
対戦スペースの閉鎖をするべきだったと思うが、休業に対しての補償が
不透明な中、お店の立場も理解は出来る。

ただ、この件でも分かった様に、東京の都心部やそれに近い県で
まだショップの大会に参加しようとしているならそろそろリスクを警戒して
辞めた方が賢明ではないだろうか。


MTG的に言えば、除去を構えていると分かっていて一方を取られる
ダブルブロックはするべきではない…といった感じか。


東京都のコロナ対応の病床数は500床。
今後増加していく予定で都は重篤・重症患者向けは700床。
中等症患者向けは3300床までそれぞれ増やす目標を掲げている。

ただそれがいつになるのかは分からないし、あくまで目標。
今現在500床前後で対応している事実は変わらない。


では仮の話として毎日50人のコロナウイルス感染者が出て、
2週間の入院が必要となる…としよう。

そうなると11日目の段階で1日目に感染した患者が退院出来る状況に
至っていない為、受け入れられる数を超えしまう事になる。

当然12日目、13日目も同様で、15日目になって初めて最初の患者が
退院となり、ベットに空きが出る事で受け入れられる事となる。

50じゃダメだ。

ならばこれを毎日40人のコロナウイルス感染者が出た…
としたらどうだろうかと言うと、結局13日目から受け入れれない人が
出てきてしまう。

ではいくつなら500床でコロナウイルスの感染者を受け入れ続けられる
のかと言うと35人だ。

毎日35人ならば、入れ替わる15日目を迎えると同時に1日目の患者が
2週間の入院を終え、次の35人を受け入れられる。

正解は35人だ。


ただここで問題が。
この場合現場のスタッフは休みなしで入れ替わりの患者を受け入れ続ける
事となる。

現場の体力が持つ訳が無いのはこうした数字の羅列だけでも分かる事だ。

更に重症化した患者は2週間でも退院出来ないケースも大いに考えられる。

実際東京都にしろ各県のHPでの感染者の状況を見るに2月の後半に
感染し、入院した方がまだ退院出来ていないケースがある。

それを加味すると毎日35人でも厳しいのは明らかだ。


となると、今の医療体制を見るにどんなに多くても30人が受け入れの
限界なのではないだろうかと想定できる。

という事は東京都の新たな感染者が60人だ、70人だ、と言っている
今の現状は欧州の感染拡大によって何か少ないようなイメージがあり
霞んでいる感もあるが、相当危ない事が分かる。

と言うかもう受けれられる病床数を超えてしまう事がもう確定しているも
同然なのが分かるし、現場のスタッフも足りない可能性は高い。


この様な状況で、もし感染したとしたら…。
イタリアやアメリカNY州の様に、分かっていても十分な医療を受けらず
重症化する可能性がある。

重篤・重症患者向けは700床。中等症患者向けは3300床に増やす事を
目標にしているが、この体制が出来たとしても毎日200人以上の感染者が
出ればこれでも足りない…と言った状況が出てくる。


言い過ぎかもしれないが、贔屓にしているお店を思って通う事と
人生が終わる可能性を比べる状況になってきていると思う。



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